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ファッションといえばアパレル、アパレルは〈せんい〉製品、〈せんい〉の床材がカーペット、という論法を展開するまでもなく、カーペットはあらゆる床材の中でもっともファッショナブルな存在です。
色・柄・テクスチャーの多様さは数ある床材の中でも群を抜いており、硬質系の床材を全部寄せ集めたとしても、カーペットの多様さにはとても及びません。
〈せんい〉は加工しやすく、小ロットの生産が可能で、どんな色にでも染めることができるため、カーペットが多様で優れたファッション性を発揮することができるのです。
カーペットの場合は、カスタムオーダーによる別注色や別注柄もそれほど珍しいことではありません。
カーペットが小ロット生産のきく〈せんい〉製品だからこそ出来るワザであり、ホテルのロビーをはじめとする大きなスペースへの敷き詰め用から、個人住宅用の小さなラグにいたるまで、ユーザーは豊富な既製品の中から自由に選ぶことができ、既製品であきたらない場合はカスタムオーダーによって、この世に1枚だけしか存在しないオリジナルカーペットを発注することもできるのです。


世界の一流ホテルはなぜ、カーペットを多用するのでしょうか。
伝統に支えられた重厚なホテル、現代感覚にあふれたアーバンホテル、華やかさを競うゴージャスなホテルなど、ホテルのコンセプトはさまざまですが、共通しているのは高級感とオリジナル性であり、これらを存分に演出するにはカーペットが欠かせないのです。
サービス業の最高峰に位置する高級ホテル、インテリアデザインの最先端を行く一流ホテル、これら世界の名門ホテルが研を競う床材、カーペット。
騒音のない静かな空間、快適な踏み心地、滑らずに安心して歩き回れるフロア、落ち着いた照明効果、そして、そのホテルだけがかもしだす個性的で美しい空間。カーペットはこれらの要求をすべて満たすことができる唯一の床材なのです。


商品が高いか安いかは、単に価格だけでは決められません。床材のように何年間にもわたって長期に使用する耐久消費財は、使用期間中のメンテナンス費用も考慮に入れなければなりません。
カーペットは、日常のクリーニング作業が簡単で、メンテナンスに要する人件費や消耗品コストが安くつくため、製品購入時の価格と使用期間中のメンテナンス費用とを合算した「トータルコスト」では、硬質系の床材よりもはるかに安くつくのです。
快適で美しく、しかも経済的な合理的床材、それがカーペットなのです。

カーペットは極めて保湿性が高い分、冷暖房に要するエネルギーを大幅に節約することがます。例えば、暖房時にクッションフロアと比べた場合は、倍近い12%、冷房時でも6%の電力節約が出来ます。
そのうえ、パイル長が長いほどさらに節約効果が出て来ます。

●「カーペットはすばらしい」
(発行:日本カーペット工業組合・株式会社インテリアファブリックス協会・日本化学繊維協会)より抜粋
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